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花を楽しむための風蘭の冬の管理ガイド

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花を楽しむための風蘭の冬の管理ガイド

花を楽しむための風蘭の冬の管理ガイド

2025/11/11

風蘭の花を心から楽しむために、冬の管理はとても大切です。冬の管理のやり方次第で、来年の花つきが変わることがあります。このブログでは、「花を楽しむための風蘭の冬の管理ガイド」として、水やり、温度、置き場所のコツを1つずつ丁寧に解説していきます。大切な風蘭のための準備を一緒に始めましょう。

1. 風蘭の休眠期とは

風蘭の休眠準備は、気温が下がり始める晩秋(11月頃)から始まります。風蘭は、寒さに備えて成長速度を緩やかにし、「休眠期」に入ります。これは、株全体の活動を抑え、来年の花を咲かせるためのエネルギーを蓄える大切な準備期間です。この時期、根の水分吸収力や新芽の活動は低下しますが、葉はそのまま残ります。この休眠の性質を知らずに、生育期と同じように水や肥料を与えてしまうと、根腐れや病気の原因となり、株を傷めることにつながります。冬の管理は、風蘭の持つこの自然な休眠サイクルに合わせた適切な水管理と温度調節が特に大切です。これにより、来年以降も元気に花を楽しむことができます。

2. 室内へ移動する最適なタイミングと場所の条件

風蘭の冬の置き場を決める際は、「最低温度」を基準としてください。翌年の花目をつけるためには、5℃程度の低温を一定期間経験させることが大切です。この温度を下回る環境では、凍結を防ぐために、室内やフレームなどに移しましょう。ただし、温暖な地域や軒下などの風よけがある場所で、最低気温が5℃以上保てるのであれば屋外で越冬も可能です。移動を始めるタイミングは、栽培場所の最低気温が5℃を下回る直前が適切です。室内での置き場所は、日当たりが確保できる場所を選びましょう。

3. 水やり:休眠期に合わせた頻度と方法

休眠期に入った風蘭は、根の吸水力が低下します。根腐れを防ぐため、水分管理は生育期と大きく変える必要があります。水やりの頻度は、基本的に月に2回程度に減らしましょう。水を与える際は、植えこみ材が完全に乾いているのを確認し、乾燥気味を心がけることが大切です。空気が乾燥している場合は、空中湿度を高めるために、葉水(霧吹き)で株の周りの湿度を保ちましょう。ただし、低温下での病気を防ぐため、葉水は温かい日の午前中に、夕方までに乾く量に留めてください。与える水は、室温と同じくらいのぬるめの水を使うのがおすすめです。

4. 肥料:冬季は完全にストップ

肥料について

休眠期は肥料を完全にストップします:風蘭の成長期は春から秋です。休眠期に肥料を与えても根は吸収できず、根を傷める原因となります。

開花のための重要な管理:秋以降の施肥は、翌年の花芽形成を妨げることが知られています。開花を目標とする場合、肥料成分が残らないよう、生育期が終わる秋には肥料はストップすることが大切なポイントです。

病気について

■低温と多湿による病気:冬場は根の活動が緩慢になるため、低温で多湿の状態が続くと、カビによる「黒点病」や根腐れが発生しやすくなります。葉に黒い斑点が出たら、病気のサインかもしれません。

■予防の基本:病気を防ぐための最大のポイントは、風通しの確保と乾燥気味の管理です。特に水苔植えの場合は、表面だけでなく中まで乾燥していることを確認してから水やりをしましょう。症状が見られた場合は、早めに患部を取り除き、殺菌剤を散布するなどの対応が必要です。

5. 春に向けての管理切り替え

風蘭の管理は、春が近づき、気温が上がり始めるタイミングで冬の管理から切り替えることが大切です。特に、冬の間室内やフレームで管理していた株は、徐々に外の環境に慣らす「慣らし期間」が必要です。

■屋外移動のタイミング:屋外へ移動させる目安は、4月に入り最低気温が安定して10℃以上になる頃です。ただし、遅霜の危険があるため、天候をよく見て、日当たりに慣らしながら少しずつ外の風通しの良い場所へ移動させましょう。

■慣らし期間の重要性:急に強い光に当てると葉焼けを起こすことがあるため、最初は遮光した場所など、少し暗い場所からスタートするのが安全です。

■水やりの再開と肥料:気温の上昇とともに、根の活動が再び活発になってきます。このタイミングで、水やりの頻度を徐々に増やし、本格的に成長を始める春の芽出しの頃に合わせて肥料も再開しましょう。特に、新しい根が伸び始めたら、生育期と同じ管理に戻していきます。

6. まとめ:適切な冬越しで来年の開花を楽しみましょう

この記事では、風蘭を冬も元気に過ごさせるための大切な管理のポイントを解説しました。

■休眠期を理解する:冬は風蘭がエネルギーを蓄える大切な期間です。

■温度と水管理:最低温度5℃以上を目安に置き場を決め、水やりは月に2回程度に控えましょう。

■肥料はストップ:来年の花芽形成を妨げないよう、生育期が終わる秋には肥料はストップすることが大切です。

適切な冬越し管理ができれば、春には美しい新芽を出し、初夏の開花を存分に楽しむことができます。風蘭の個性に合わせて、冬の管理もぜひ楽しんでくださいね。

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